匙オープン
2019年 01月 11日
潟上の中分水の家 内覧会は1月26日,27日。申し込み者限定での内覧会を予定しております。メールで問い合わせください。imai@shirakami.or.jp
今年、匙のほうは、子育ての一段落してきましたのでイベント出店などいろいろチャレンジしたいと思ってはいますが、どうなることでしょう。なにせ本業の設計が忙し過ぎている状況、右腕になってくれる方でもいればと思ってしまいます。現状の店、売り場面積的に少し限界を感じてまして、もう少し広いところに移って商品をもっとゆったり配置したいなどとも思案してます。その場合は現店舗を貸し出ししますので興味がある方申し出ください。場合によっては先に貸し出す事も考えられます。
今年初の焙煎はやはり、エチオピア、イルガチャフ産の豆。去年の暮れから焙煎の方法を変えました。なんと掟破りの300度で焙煎しております。定説では250度前後で焙煎とか280度は超えちゃいけないとか言われております。一度に焙煎する豆の量も今までの半分として短時間で焙煎する方式とします。どうも長時間加熱するのが風味を損なっている感じがしていて、どうせなら大きな焙煎機ではできない、一気に焼いて一気に冷却する方式として、オリジナリティを出した方がいいと、そこがマイクロロースターのアイデンテティだと思えるからです。
豆は焙煎をどこで止めるかでその酸味や苦味が決定されるのですが、その止め方を段階的にし、単一銘柄、シングルオリジンの中に深煎りから浅深煎りの豆がまざるようにしています。その混ざるバランスで深煎りなのか中深煎りなのか感じられる様に。コーヒーは焙煎が進むにつれて酸味、カフェインはなくなり、苦さやコクやほんのりの甘さが出てきます。あるところで火を止め焙煎された豆はその前後の酸味、苦味を持ち合わせないということになり、味や香りに巾や奥行きが薄くなると考えられるからです。本来その状態を補うのがブレンドという技法ですが、シングルの銘柄にもこだわりたい私は、焙煎段階を複数混ぜることでこれに近いコーヒーを作ることにしています。あまりこんな方法を取っているコーヒー屋さんはいないと思います。もちろんそのシングルの豆どうしをさらにブレンドする方法もあります。匙でのコーヒー豆の買い方の一つに複数の豆の種類を購入していただき、最初はシングルでそれぞれの香りを楽しんで、その後は自分でブレンドしてもらうという方法もおすすめしています。興味がある方お問い合わせください。200g1200円で通信販売もしております。送料レターパック360円。400gまで送れます。
by ihao
| 2019-01-11 13:30
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