枠材
2019年 01月 17日
窓周辺は設計していても特に気を使うところの一つです。綺麗な秋田杉の無垢材の枠です。 こんな感じでカットしますが、 実は垂木材、屋根の構造材です。その中で特に良材を枠材に使い回します。逆に言えば枠材に使用できるほどの品質の杉厚板を構造材に使用しているとも言えますね。普通ありえない品質。
壁から窓に切り替わる部分、木などで枠をつける方法と壁と同じ仕上げで回り込む方法
どちらが良いとは言えませんが木の家だったらやはり木で回りたいと思っています。
外壁の断熱材が厚くなりつつある最近は、この枠の巾もどんどん広くなり巾広の木が必要になります。
ご存知のように巾の広い木は値段が高い。なので大抵は集成材もしくはMDF芯材のシート貼となってしまいがちな部分。
しかし、部屋としてはここが集成材になるのと無垢の秋田杉になるのとでは大きく雰囲気が変わってくる部分でもあります。
もちろん、私としてはなるべく無垢材の乾燥材を使用したいと思っている部分です。
(ただし、構造用合板仕上がりの壁の場合はその限りではありません)
by ihao
| 2019-01-17 20:52
| 新築
|
Comments(0)