潟上 中分水の家
2019年 01月 23日
内覧会を行う中分水の家
小さい個室。床は秋田杉のオイルフィニッシュ。壁は大理石パウダー塗り壁。天井はシナ合板。シナは北海道産。構造材の梁が見えてます。梁は秋田杉キルドドライ材。スッキリした印象になる様、天井と壁は縁が無い突きつけ。大工さんが大変な納まり方。壁と床は巾木、これは無くても良いのですが、塗り壁の場合は掃除機で壁が痛まない様に32ミリの材を回しています。 階段は耐久性が求められるため堅木のタモ材積層材。大工さんの木取り、現場組としています。造作の腕の良し悪しが顕著に現れやすいところ。見えている柱は杉の芯去り柱。木目の美しさをみてもらいたいですね。これでも役物ではなく一般製材品。 2階子供部屋は耐力壁のカラマツ合板打ち放し。構造用の釘頭も見えるラフな仕上りとしてます。こちらは合板の仕上げのため掃除機対策も不要。よって床-壁の取り合いの巾木は無し。天井-壁の廻り縁も無いのでスッキリしてる。
見所などを少しばかりご案内します。
リビングの吹き抜け、壁が厚いのは厚さ200ミリの断熱材が入っているから。少し出窓の様になる窓枠は秋田杉の無垢板。綺麗な木目をご確認してください。サッシは樹脂の断熱サッシ、もちろんアルゴンガスの入ったLOW-Eガラス。プロダクトデザイナー深澤直人さんの照明が照らしてます。深澤さん大学の先輩。
by ihao
| 2019-01-23 18:11
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