住宅を設計すると、お庭について相談されます。一番多いのが塀関係の相談。次に多いのが樹木について。
何の木を植えたらよいか相談された場合、私はモミジと答えます。樹形が綺麗で、あまり大木にもならないため、扱いやすく、葉が薄くて木陰が涼しげ、木肌はなめらか。そして秋には紅葉して真っ赤や黄色に。虫もあまり付きません。いや、実際には去年カイガラムシがつきました。でも毛虫のような虫はあまりつきません。日本人には馴染みのある樹種というのがお勧めしている理由。ただ、このモミジですが、色々種類があって。今まで3本植えてみた事があるのですが、2本は失敗でした。何が失敗かというと樹形が美しくないモミジがある。枝があちこちからやたらと出て、つるっとした木肌が葉っぱで覆われるような種類もあります。詳しく種類を調べなくてはなりません。
家にある樹形の良いモミジ、今はちょうど種子は落ちる時期なようで、ほんのり色づいたY型のタケコプターのような可愛い種子。この種子をプランターに植え付け苗木を作りたいと思います。上手くいったら欲しい方におすそ分けします。