今週末30日と31日に内覧会を行う秋田市泉の家
内覧会は予約制となっております。メールでお問い合わせください。
外観は切妻屋根の母屋に片流れのカーポートを併設しています。
雨の多い日本の気候では、昔から屋根に勾配をつけいます。
なるべく自然の重力に逆らわず
なるべく早く雨水を流すことで、建物の劣化を抑えるため形態がとられてきたからだと思います。
世界的にも東南アジアが三角の屋根を設えた建物が多いのは、雨量つまりはその地域の気候が関係しているのだと教わりました。
シンプルな家を目指して四角い家(屋根に勾配が見えない)にしている方もおりますが、
雨量の多いこの地域で実は一番シンプルなのはきちんと勾配をとった屋根の形態なのではと考えます。
言葉としてのイメージのシンプル、自然の摂理に基づいたシンプル。どうも前者の方は嘘のように思えてしまうのは私だけでしょうか。