第三種換気扇
2021年 05月 06日
建築基準法に新築住宅の24時間換気扇が義務付けられてからしばらく経過しました。

24時間換気扇は前記したスエーデン製バーコ。故障して動きません。20年365日も回りつづけたらある意味合格だとは思います。代替えの換気扇を探すも、バーコは比較的小型なので、大きな機械は入りません。比較的小型の換気装置もありますが、メンテナンス(掃除)時にネジをやたら多く外すタイプや羽の部分が外れなく掃除がしにくいものなど、いろいろ条件を加味するとなかなかいい物が見当たらないのがわかりました。結局、外寸が少し大きのですが、いつも採用しているアエレコにすることとしました。
住宅の気密化と接着剤等から揮発される化学物質、ホルムアルデヒドなどによる住人の健康被害が重なり、新築住宅で体調を悪くする方が出始め法改正、義務化された24時間換気。それぞれ換気の方式で第一種換気、第二種換気、第三種換気と区別されます。内覧会でも住宅について勉強されている方は、ここは第何種換気?なんて質問されることがあります。それぞれ一長一短あります。絶対にこれという事はないのですけれど、基本的に私は第三種換気を採用しています。ネットなどの情報では圧倒的に第一種が有利のコメントが多いですけれど、そんなに単純な思考で判断はしていません。さまざまな事情を考慮して決定することがいいと思います。義務化された頃に新築した家の換気装置もそろそろメンテンスやら交換が必要な時期です。
その当時、家の空気を全部集めて排出できる家庭用のい換気装置は国内メーカーにはありませんでした。当時、私の家も新築したてで、安い国産のファンで大丈夫ではと思いから設置したところ、冬季に見事に完全に換気不足に陥りました。急いで外国産の200Vのファンに切り替えました。第三種換気装置の代表的存在のスエーデン製バーコ。これも200Vで駆動するトルクのある換気装置でメンテナンスもしやすくいい装置でしたが、ここにきて輸入元代理店が扱いをやめ、部品の供給が止まってしまいました。
今回お伺いしたこの家は、設計も施工も私のところではないのですが、当時の高断熱、高気密住宅です。数年前にご依頼いただき、私の方で外壁を杉板張りに変更していましたが、今回は換気扇の故障でメンテナンスのご依頼でした。

これがバーコ、お疲れ様でした。

こちらがアエレコ、フランス製。アエレコはドライバーなどの工具も不要で、羽まで取り外しができます。メンテナンス性は非常に良い方です。バーコは天井の点検口を開けて上向きでの作業をする大変な配置の仕方でしたが、今回は2階がちょうど納戸ということから床からアクセスできるようにセットしました。この方がメンテナンス性は格段に良くなると思います。 掃除をしない換気扇はほとんど無意味。1年に一度は掃除をお願いしてます。 


by ihao
| 2021-05-06 22:22
| 現場
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