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御野場の家 増改築

御野場の家
完全なる増改築の真っ最中。
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基礎、1階柱と梁を残してその他全て手直しし、2世帯住宅に変更中です。簡単な増改築ではなく、かなり大掛かりな増改築。費用もそれなりにかかってますが、それでも1割くらいの建設費削減と解体産業廃棄物の削減になっていると思われます。増改築で一番厄介なのは、断熱ラインの気密シートの施工ですが、今回の様にここまで解体できればシートを張りまわすこともできます。増改築でしっかりした知識のない方が行う中途半端な断熱施工が一番危険、内部結露から躯体の腐食を招くことになりかねません。室内水蒸気の移動を考慮した計画、施工が必要ですが、しっかりと理論を理解した上で計画しないと大変危険です。ただ、残念な事に以外に理解されていない方が多いのがこの建築業界です。
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断熱材は高性能グラスウール。安易に現場発泡系はつかいません。実際は増改築の現場では隙間なくできる現場発泡系もいいのですが、なるべくリサイクルが効く様に、またリサイクルガラスが原料のグラスウールを使用した方が環境負荷は低いと思われるからです。
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1層目がおわり2層目の断熱材を施行中。ここは1階なので柱は昔からの柱が並んでいます。
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2層目の断熱材が入れ終わればこの様になります。105ミリをダブルで使いますので210ミリの厚さ。
これから室内の水蒸気が断熱材に侵入するのを防ぐ気密シート0.2ミリを施工していきます。シートも0.15ミリと0.2ミリが流通しておりますが、断熱施工を理解している方たちは0.2ミリをしているはずです。
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開口部もしっかりした断熱性の高いものを使用することが必要です。これはエクセルシャノンの製品。実は、エクセルシャノン は日本で一番最初に樹脂サッシを作ったメーカーです。ガラスはドイツ製の板ガラスを日本でLOW-Eペアガラスに加工しているものです。透明度が日本の板ガラスより高いとされてます。

東北の住宅は本当に手間がかかります。下手な設計、施工の場合は結露が止まらなくなりますから。関東から西で設計しているのとは考えなかればならない事が桁違い。

増改築を検討中の方、現場をご案内します。何が重要なのか、理論的にどうなるのかが、現場で現物を見てもらえればよく理解できると思います。ここまで大掛かりにしたくない場合の断熱改修のメニューもあります。もちろん水蒸気理論に基づいた計画です。







by ihao | 2021-06-21 17:59 | 増改築 | Comments(0)

1級建築士のブログ


by IMAI HIROKZU
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