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内覧会終了

御野場の家
おかげさまで、晴天に恵まれた土日、内覧会は終了いたしました。
いかがでしたでしょうか?
質問などありましたら問い合わせください。

今回、換気の話をしてませんでしのでここでお伝えいたします。
現在は建築基準法の改定により住宅においては24時間換気は義務化されてます。少しお勉強されてる方などは、ここは1種換気?3種換気?などと質問してくる時もあります。また、そのような方は、1種換気の方が3種換気よりエネルギーロスが少なく優秀だと思っていて、3種換気を使っている家はダメのレッテルをはる方が多いように感じます。果たしてそうでしょうか?
私の考え方は少し違います。
確かに熱交換する1種換気は換気によるエネルギーのロスは少ないです。これは長所。だだしこれ以外は長所はありません。逆に短所は沢山あります。熱交換率は埃の付いていない新品の状態のデータだということ。使用すれば埃がたまり日に日に性能は落ちてきます。また、排気と給気の2系統の送風となるため、ファンモーターが2個、1個で済む3種に比べると単純に2倍の電気を使います。騒音も2個と1個では違ってきます。24時間365日回りっぱなしのファンモーターが故障する確率も2倍になります。1種換気は各部屋へ、ダクトを使って外気を送りますが、ダクトの中もだんだんと汚れがたまります。その点、3種はダクトに入った空気は外に排気されるだけで、ダクトの汚れもシビアにならずにすみます。1種換気の熱交換するためのフィルター、同じものはあと何年入手できるのでしょうか?建築は使用される期間が非常に長いものです。家電製品と同じ感覚の耐用年数、部品供給体制では物足りないです。フィルターが入手できなくなり機器ごと交換なんて事になったら、エネルギーロスで得した分も一気に吹っ飛んしまいます。ゴミも出ます。買い替えも高額です。住宅の性能ばかりを追いかけるとロスの少ない機械を入れた方が良いのはわかってますが、実際の生活での経済性や利便性は、必ずしもエネルギーロスが少ないイコール経済的で生活に便利とはなっていないのが現実だと私は考えています。データや情報、補助金に惑わされる事がないよう、何が最適で真実なのかを判断しているつもりです。
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by ihao | 2021-10-05 23:48 | 増改築 | Comments(0)

1級建築士のブログ


by IMAI HIROKZU
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