新屋割山町の家
2021年 12月 06日
秋田市新屋割山町の家
構造体が立ち上がりましたので現場確認してきました。
とっくに基礎は出来ていましたが、ウッドショックの余波で柱や梁と行った構造体がなかなか揃いませんでした。私の事務所では以前から国産の無垢材の柱や梁(もちろん乾燥材)でフレームを組むようにしていました。なぜなら、外材を輸入しなくても国内に製材に適した木材(森林資源)があるわけですから、それらを使用した方が輸送に関わるエネルギーつまりは地球に対する環境負荷も少なく済みます。また、地域経済に効果が期待できるからです。今ではSDGsといえばご理解いただきやすい思考だと思います。値段は外材より高かったです。ところがコロナになって外国産材のラミナという集成材用の材料の板が、アメリカや中国での需要拡大が進むと日本で入手困難となりました。今まで消費エネルギーからくる環境や地元還元などと行った意識もなく国産材に目もくれずに安い外国産材、集成材で住宅を作っていたハウスメーカーもそれが手に入らないからという理由で国産の無垢材を買うようになてしまいました。その余波を受けてしまっていると行った状況んですが、なんだかなぁーって。
12月となって貴重な晴れ間、工事はどんどん進んでました。外壁の3面が防風防水シートが終わって残すは道路側といったところ。外壁間柱がクロスして見えているのは、外壁をダブル断熱とするため。
by ihao
| 2021-12-06 22:22
| 新築
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